26日朝、青森県東北町の小川原湖公園付近の湖岸で、大量のニンニクが漂着しているのが見つかった。国土交通省高瀬川河川事務所は前日の25日、同湖に注ぐ砂土路川(さどろがわ)の川岸に漂着したり、同湖で漂流したりしているニンニクを確認しており、26日になって湖岸に漂着したとみられる。同事務所などの関係者は不法投棄された可能性もあるとみている。

 同公園を管理する道の駅おがわら湖によると、男性職員が同日朝に同公園湖岸の波打ち際で大量のニンニクを発見。多くはカビが生えているか、腐っているという。現場は異臭を放っていた。同道の駅は同日午後、漂着しているニンニクのほとんどを回収した。

 発見した男性職員(66)は「25日の夕方にはなかったので、驚いた。やませ(東風)の影響で小川原湖公園に漂着したのだろう。農家が長雨の被害で売り物にならなくなったニンニクを不法投棄したのではないか」と語った。

 一方、高瀬川河川事務所によると、25日午前9時ごろ、砂土路川の河口付近の小川原湖で、ニンニクが漂流していると住民から通報があった。砂土路川は十和田市から東北町に流れ同公園南側の小川原湖に注ぐ河川。同事務所と県が現地を確認したが、投棄場所は発見できなかった。ただ、不法投棄の可能性もあるとみて、同日中に七戸署に通報。不法投棄が判明すれば、同署に被害届を提出するという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/804a3315780b6420f8ce4e4f464bfde716daca94

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