14年間、カメラで監視された死刑囚が提訴へ 「着替えも排泄も」(朝日新聞デジタル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf14d614317ea7b94914da2817f7b2a6cfc8e0a

14年以上にわたり、着替えや排泄(はいせつ)の様子まで、24時間カメラで監視され続ける――。東京拘置所に収容中の確定死刑囚の男性が、こうした運用はプライバシー権の侵害だとして、国に約1900万円の賠償を求める訴訟を、近く東京地裁に起こすことが分かった。

訴状によると、男性は2013年に殺人罪などで死刑が確定した。一審で死刑判決を受けた07年から東京拘置所に収容され、理由の説明がないまま、天井にカメラがついた「カメラ室」に入った。

3畳半ほどの居室に、カメラの死角になる場所はない。24時間監視され続け、着替えや排泄も撮影されていた。