当社は、2014年(平成26年)9月に設立されたカジノディーラー養成学校の運営業者。「日本カジノ学院」として、東京や大阪、名古屋など国内主要都市に拠点を有し、ルーレット、ブラックジャック、バカラ、ポーカーといったディーラーになるための基本を学ぶ講座などを開講していた。各種メディアにも多く取り上げられ、2018年8月期には年収入高約1億4400万円を計上していた。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、休業を余儀なくされたことに加え、対面授業が困難となったことで入学志願者の減少から資金繰りが悪化。先行きの見通しが立たなくなったことで、今回の措置となった。

 負債は債権者約19名に対し約1億円。