ヘッドホンと楽しむ一杯…高崎にバー開店

高崎市営のレコーディングスタジオ「TAGO STUDIO(タゴ・スタジオ)」が開発した高級ヘッドホンで音楽を聴きながら、お酒を楽しめる「ヘッドホンバー」が8日、
同市あら町に開店した。同スタジオの運営責任者で、経営する音楽プロデューサーの多胡邦夫さん(48)は「思い出の一曲を良い音で体験してほしい」と話している。
同スタジオは、ハウジング(外装)に世界的に評価の高いウイスキー「イチローズ・モルト」の熟成だるを使ったモデルや、尾瀬の木道の廃材を使ったモデル、ゲーム用などのヘッドホンを開発。同店では8種類計30台をそろえる。
カウンターの各席にはデジタル端末「iPad mini」を1台ずつ設置し、興味のあるヘッドホンをつないで音楽配信サービス「Apple Music」から好きな曲を選んで聴くことができる。デジタル端末を持ち込むことも可能だ。
また、レコードから音楽を楽しむこともできる。「思い出のレコードは捨てられない。家にプレーヤーもないから」などと寄贈された約1500枚をコレクションしている。アンプに最大8台までヘッドホンを接続でき、店内では昔の流行歌を同時に聴いた客らが、思い出話に花を咲かせている。

https://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20220818-OYTNT50002/

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