神奈川県横須賀市の焼き鳥店で席の案内を巡って店員とトラブルになり店を出た後、のれんに火をつけたとして53歳の男が逮捕されました。

 横須賀市の会社員・嘉山賢司容疑者(53)は6月6日午後2時半前、京急電鉄「横須賀中央駅」近くの焼き鳥店の出入り口に掛かっているのれんに火をつけた現住建造物等放火未遂の疑いが持たれています。

 警察によりますと、嘉山容疑者は1人で店を訪れ、店員に席を案内されました。

 ところが、嘉山容疑者の次に入った客は店員の案内なしに自由に席に座ったことで、「何であの人には言わないんだ」と店員にクレームをつけたということです。

 嘉山容疑者は注文した料理には手をつけずに店を出ていました。

 近くの防犯カメラには嘉山容疑者がのれんに手を伸ばした後、出火する様子が映っていました。

 火は気付いた店員がすぐに消火し、人や建物に被害はありませんでした。

 嘉山容疑者は「建物を燃やしたり従業員や客に危害を加えるつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4d20855dd1d5c83b229b43e55c6c82c055b6d3c