水素調理機器の開発完了および事業者向け販売を開始

[H2&DX Inc.]

~「エコ×美味」環境負荷が少なく食味も上がる新たな調理法 “水素で調理” ~
このたび、株式会社H2&DX社会研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役:福田 峰之)は、
水素燃焼による専用調理機器の開発を完了し、事業者向けに販売を開始しました。
株式会社H2&DX社会研究所は、世界初となる水素を利用した調理の実証をかねてよりすすめ、
実店舗でのサポート期間を経て独自のノウハウを蓄積してまいりました。

水素調理とは、専用の調理機器で水素を二酸化炭素の発生なく燃焼させ、肉や魚、野菜といった食材を調理する全く新しい調理手法です。
水素は燃焼温度が高く、無臭であることが最大の特徴です。また、水素(H2)と
空気中に存在する酸素(O)が結合することで水(H2O)をつくり、燃焼部周辺の湿度を引き上げる結果となります。
この特徴は結果として、食材本来の香りを保持し、外側がカリカリで内側がジューシーという一般的にも言われる理想的な焼き上がりとなります。
飲食店舗が日々排出している二酸化炭素量はいまや無視することはできず、
とりわけ厨房で使われているエネルギー(厨房用のガスおよび電気)は店舗全体の消費エネルギー量の50%を超えているというデータもあり、
厨房エネルギーの再考が飲食店舗における二酸化炭素削減のキーポイントになると言えます。

脱炭素社会の実現や地球温暖化対策は、 今後永続的に取り組まなければならない緊急かつ重要な人類共通の社会課題であります。
日本がすでに掲げている2050年のカーボンニュートラル達成に向け、環境負荷の少ない水素エネルギーを生活に身近な場所で利活用することは
意義ある活動であります。水素専用調理器の製造・販売を牽引し、またコンサルティングを通じて、二酸化炭素削減に寄与する企業でありたいと考えています。
また、環境配慮の「エコ」という側面だけではなく、「調理した食材が美味しくなる」という飲食店にとって根本的なメリットとなる付加価値も、
新たな外食価値の創出手法になるという提案をしてまいります。

https://www.jiji.com/jc/article?k=000000001.000097660&g=prt