「生活費急減、1日1食になるかも」…韓国人留学生、ウォン急落ショック
2022年8月30日 8時8分

中央日報

米カリフォルニアの大学でデザインを専攻するコンさん(28)さんはこのところ夜も眠れない。最近ウォンが急落しながら学費と生活費負担が雪だるま式に膨らんでいるからだ。コンさんはこれまで年に2回韓国に住む両親から5000万ウォンずつ送金を受けて一学期の学費と生活費に使っていた。

1月には5000万ウォンを両替すれば4万1900ドルほどだった。学費2万6000ドルと6カ月分の家賃7800ドルを除いた8100ドルを月1350ドルずつ6カ月間の生活費に使った。これさえも携帯電話・インターネット料金、電気・ガス代、水道代と交通費で半分以上を支出し、生活はぎりぎりでしばしばパンで食事を済ませていた。

今月も韓国から両親が送った5000万ウォンを受け取ったが、実際にコンさんの手元には3万7200ドルだけ残った。今年に入ってウォン相場が13%以上落ちたからだ。学費と家賃を除くと3400ドルが残った。3カ月分の生活費にも満たない。

コンさんは「専攻の特性上、課題が多くアルバイトは考えられない状況で全面的に両親に頼っているが、とてももっとお金を送ってくれとはいえない。次の学期も為替相場がこんな水準なら休学してお金を貯めて卒業するほかなさそうだ」と話す。

勢いがとまらないドル高にウォンは急落が続き、留学生と輸入業者が直撃弾を受けている。

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