
「イヌの糞を放置する行為」場合によっては、犯罪にあたる可能性があります。
30日、廃棄物処理法違反の疑いなどで、東京・荒川区に住む
無職の女性(76)が警視庁に書類送検されました。
容疑は3月11日ごろからのおよそ1カ月の間に、3回にわたって、
自宅近くの空き地などに自分が飼っているイヌの糞、合わせて195グラムを捨てた疑いです。
警視庁によりますと、女性は飼いイヌが散歩中にした糞を袋に入れて処理しましたが、
持ち帰らずに捨てたということです。
今年3月に近隣住民から「汚物があって臭いがすごい」などと相談があり発覚しました。
捨てられた場所が一定の範囲内に集中していたことから近くに住む女性の関与が分かりました。
警視庁の調べに対し「2年前からやっていた。悪いこととは分かっていたが、
イヌの糞は臭いし、持って帰るのは面倒くさい。誰も見ていないから大丈夫だと思った」などと容疑を認めています。
女性は廃棄物処理法の「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」
という条項に違反しているとされ、5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金にあたります。
また、飼っていた13匹のうち11匹を自治体に届け出なかったほか、
年に1度義務付けられている狂犬病の予防接種も受けさせていなかった疑いでも書類送検されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3d38ced85df9717348551d92585e98e09185d40