旧統一教会との接点、全国会議員712人に聞いてみた【全回答の一覧付き】FAXで回答続々、認めた117人の8割近くは自民党  「政治家はお墨付きへの想像力を」


 共同通信社は7~8月、安倍晋三元首相を除いた全国会議員712人を対象に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりを尋ねるアンケートを実施した。回答を寄せた594人のうち何らかの接点があったと認めたのは与野党双方の計117人。自民党は79・5%に当たる93人に上った。無回答だったり、回答内容があいまいだったりした議員でも、記者会見などで関与を公表したケースもあり、実際にはさらに多い。信者による「霊感商法」や多額の献金が社会問題化した教団と、政権与党との密接なつながりが浮き彫りになり、秋の臨時国会の焦点にもなりそうだ。

 アンケートの集計では、オンラインとFAXの双方で回答を受け付けたところ、350人以上がFAXで返信。国会議員が「デジタル」より「紙」になじみを感じる様子も垣間見えた。(共同通信取材班)
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