高濃度の有害物質、川に流した元社長「早く工場を売却したかった」
2022年9月1日 18時54分

読売新聞オンライン

 入間川の支流に工場の廃油を流したとして、埼玉県警は31日、川越市石田本郷の金属加工業「小糸製作所」(解散)元社長の男(62)を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕した。

 同社近くを流れる麦生川では高濃度の有害物質「ジクロロメタン」が検出され、市も同社を発生源と特定している。

 発表によると、男は昨年11月下旬、2回にわたり、廃油計約660リットルを同社工場の排水口に投棄した疑い。廃油は専門業者に処分を委託する必要があるが、同社はこの2か月ほど前から清算手続きに入っており、調べに「早く工場を売却したくて流した」などと供述しているという。

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