安倍元総理の国葬についての閉会中審査をめぐり、野党側は開催の条件として国葬にかかる費用の総額を示すよう与党側に求めましたが、調整は難航し、協議はあす以降も続けられることになりました。

国会ではきょう、衆議院・議院運営委員会の理事会が開かれ、安倍元総理の国葬に関する閉会中審査の日程について与野党が協議しました。

与党側は岸田総理に加え、松野官房長官も出席したうえで、できるだけ早く開催することを提案。これに対し、野党側は国葬にかかる費用の総額を示さなければ開催できないと主張したほか、十分な審議時間の確保も要求しました。両者の調整は難航し、きょうの協議で日程を決めることはできませんでした。

国葬に関する閉会中審査をめぐっては、岸田総理は自身が出席したうえで、「政権の初心に帰り、丁寧な説明に全力を尽くす」ことを表明しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/01123fd56845706e6d24c1f09da8e4a4a40d704d