本当、ついこの間のように思えるけれど、24 年も経ったのか。

この年の参院選で前年消費税を上げて日本をどん底に落とした自民党に
鉄槌に近い結果がでたんだけれど、ここで自民党が自公連立にいって
しまった。新進党時代を知っている公明と自民党の利害が見事に一致
した感じ。

各地の大手スーパーが実施した年末の消費税還元セールが大盛況になる
など、あと一歩で消費税を押し戻す事ができるか?という局面で地域
振興券とか言う訳のわからないものが出てごまかされた。

衆院小選挙区導入の選挙を 1 回経ただけで、まだ国民にも政治を
変えられるという希望があったが、この地域振興券で象徴される政策で
全部塗りつぶされた感じ。

政治が国民の実生活から遊離した最初の年としても印象深い。翌年に
石原が都知事になったりするなど、98 年を境に日本は明確に変化した。