ガソリンなのにガソソソ 悪筆にお悩みの方に朗報? 「シとツ」「ソとン」の違い探る自由研究が話題

同じ漢字を長い間、あるいは繰り返し見続けていると、各部分がバラバラに知覚されたり、その漢字がいったいどんな漢字であったかわからなくなってしまうという経験は広く共有されており、一般的に漢字のゲシュタルト崩壊現象と呼ばれています。

なぜこのような現象が起こるのでしょうか。サイトの解説によると、ファウスト(Faust, 1947)は、図形などをちらっと見たときにはそれが何であるか知覚できるのに、そのまま注視し続けると、すぐにそのパターンの全体的印象が消失し、わからなくなってしまうという失認症の症例を報告し、このような現象をGestaltzerfall(ゲシュタルト崩壊)という用語を使って記述しました。この失認症の症例ほど極端ではないにせよ、通常でも持続的に注視すると同じように全体形態の認知が減衰してしまう可能性があるのです。この一例が漢字の「ゲシュタルト崩壊現象」となります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a88ff5a51c241224ab19729f2dfe23788228817c