市民の生活保護申請に同行した青木恒子市議に対して、議長が
「国民健康保険や生活保護窓口への議員同行は禁じられている」という趣旨の発言をしたため、
青木議員が「政治倫理条例の何条にあるのか」と質問したことが「侮辱または名誉毀損にあたる恐れがある」と,
懲罰の対象にされ、8日間の出席停止処分、陳謝文ので朗読まで強制されました。
https://go2senkyo.com/seijika/163250/posts/447865

香芝市議への出席停止処分 仮差し止め認める決定 奈良地裁
香芝市議会の懲罰特別委員会が議決した出席停止処分について、処分を受けた市議会議員が仮差し止めを申し立て、
奈良地方裁判所は議員の主張を認める決定をしました。

香芝市議会は去年12月、青木恒子議員が議会で行った発言が議長に対する侮辱などにあたるとして、
青木議員に事前に見せることなく作成した謝罪文を朗読するよう命じましたが、
青木議員は内心の自由に反するとしてことし6月まで4回に渡って朗読を拒否しました。

これを受けて市議会の懲罰特別委員会は、先月(8月)18日、青木議員に対して8日間、
議会への出席を停止する処分を決め、今月5日に招集される本会議で審議されることになっていることから、
青木議員は奈良地方裁判所に対して処分を差し止めるよう求めて提訴するとともに、
判決が確定するまでは処分を仮に差し止めるよう求める申し立てを行いました。

これについて奈良地方裁判所は、1日、「謝罪文の朗読を拒否したことはやむを得ない面があり、
これを理由に議員活動に対する制約の大きい出席停止処分を科すのは、
裁量権の範囲を超えるかその濫用となるものと一応認められる」と指摘し、
議会側に処分を仮に差し止めるよう命じる決定をしました。

青木議員は、2日、会見を開き、「議会においておかしいということが続いてきたので、
今回こうした決定が出て非常にうれしいです」と述べました。
香芝市議会の川田裕議長は「内容を精査できておらず、現時点で詳細なコメントはできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20220902/2050011549.html
議長の人
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