>>72
多少詳しく書いてある記事
5chで完全に説明し切るのは無理だから自分で色々調べるしかないよ
知れば知るほど欧米植民者の鬼畜っぷりに血圧が上がるぞ

https://toyokeizai.net/articles/-/598496?page=3
独立した西アフリカの国々は、セネガル、コートジボワール、中央アフリカ、ブルキナファソ、ベナン、マリ、ニジェール、チャド、カメルーン、トーゴなどである。
これらの地域では、戦後すぐにドゴールによって、西アフリカ紙幣のCFA(アフリカ植民地フラン)が採用されてきた。
そもそも一国の独立は通貨発行権、外交権、独立軍によって決まるが、通貨発行権は植民地から独立した後、
現在まで失われたままである。さてこのアフリカ植民地フランとはどういうものなのか。

まず、この通貨の発行権はフランスにあるということである。
そのため、西アフリカ諸国はフランスに、自分たちの外貨をすべて預託する必要がある。そしてこの通貨は、フランスのフラン(今ではユーロ)に交換率を固定されていて、国際的為替変動の影響を受けていない。
これはフランスにとって極めて都合のいい話である。
西アフリカは原料、燃料などの産出国である。フランスはこれらの国の通貨に対してユーロが優位を保つことで、安い価格で燃料や原料を独占的に確保できるわけである

固定された交換率が変更されたのは、戦後2回だけだ。1945年当初、1植民地フラン=1.7フランスフランであったのが、
1948年に1CFA=2フランスフランになり、1994年には100CFA=1フランスフランになった。現在はユーロであり、1ユーロ=655.957CFAである。
植民地フランは、ユーロに対して極めて安く設定されている。

しかも、西アフリカ諸国は海外に輸出すればするほど、その外貨がフランスの中央銀行に自動的に入っていくシステムであり
(最初は100パーセント、今では50パーセントをフランスの銀行に預託しなければならない)、
その外貨はフランスという国家の重要な収入源となっているのである。

まさにこれは植民地体制そのものだが、これはアルジェリアのように戦って得られた独立との違いというか、その早すぎた独立による代償ともいえる。
つまり、フランスは西アフリカの地域を独立させる代わりに、それまで投資した額の支払いを要求したのだ。
その代償がこの植民地フランというわけだ。もしそれを拒否すれば、
フランスが投資した学校も、道路も、病院もフランスにすべて没収されてしまうので、彼らは従うしかなかったのだ。