英国が経済規模でインドに抜かれ、世界6位に後退した。生活費の過酷な高騰に対応する英国政府にとってさらなる打撃となる。

かつて大英帝国の植民地だったインドは、2021年10-12月期に英国を上回り、世界5位の経済大国になった。
国際通貨基金(IMF)が米ドル建てで算出する各国の国内総生産(GDP)データによると、22年1-3月期にインドは英国に対するリードを広げた。

世界ランキングの低下は次期首相にとっては歓迎できない事態だ。
与党・保守党は5日にジョンソン首相の後任となる党首選の決選投票を実施する予定で、トラス外相が対抗馬のスナク前財務相を破るとみられている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-02/RHL7B0DWX2PS01?srnd=cojp-v2