全産業の経常利益が過去最大


財務省が1日発表した4~6月期の法人企業統計は、金融・保険業を除く全産業の経常利益が
前年同期比17・6%増の28兆3181億円となり、四半期では統計を取り始めた1954年以降で過去最大となった。
前年同期比のプラスは6四半期連続。コロナ禍で落ち込んだ世界経済の回復や円安を背景に、
大企業中心に幅広い業種で利益が伸びた。

 4~6月の製造業の経常利益は11・7%増の11兆2260億円。世界的な半導体の需要増に伴い関連する企業の業績が伸びた。
非製造業は21・9%増の17兆921億円。資源価格の上昇で商社などが好調だったほか、小売業も行動制限の撤廃で増益となった。

https://jp.reuters.com/article/idJP2022090101000441