【サンパウロ共同】ペルー南部クスコ近郊にあるインカ帝国時代の水路の遺跡で、女性観光客の集団が全裸で水浴びをしたとして地元警察が30日までに捜査を開始した。現地メディアが報じた。

 現場はティポン遺跡と呼ばれる、湧き水を利用したかんがい用水路で知られる遺跡。約10人の女性が全裸で水浴びをする動画がソーシャルメディアで出回り、通報を受けた警察が女性らを捜している。

 地元警察の責任者は「(遺跡では)水に入るのも全裸になるのも禁止されている。観光客は規則を守り、訪問国の文化への敬意を払ってほしい」と話した。遺跡や水源への損害などはなかったという。
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