尖閣警備の巡視船が台湾海峡に台風避難か 少なくとも5隻確認

09月02日 21時46分

尖閣諸島の警備にあたっているとみられる海上保安庁の巡視船少なくとも5隻が2日、台湾海峡を航行しているのが確認されました。

いずれの巡視船も尖閣諸島の警備を行っている中、一時的に台風から避難するために付近を航行しているものとみられます。

船の位置情報などを公開している民間のホームページ「マリントラフィック」によりますと、台湾海峡には第11管区海上保安本部に所属する巡視船「うるま」、「ざんぱ」、「たけとみ」の3隻のほか、ほかの管区に所属する巡視船「ぶこう」、「さど」が航行しているのが確認できました。

いずれの巡視船も尖閣諸島の警備を行っている中、一時的に台風から避難するために付近を航行しているものとみられます。

第11管区海上保安本部によりますと、詳細は明かせないものの、台風の進路によっては台湾海峡に避難することはあるとしています。

また、現時点で尖閣諸島の警備に影響は出ていないとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220902/5090019768.html