https://youtu.be/Nqe14hqxW-4
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220905/k10013804421000.html
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昆虫に電子部品を取り付けてその動きを遠隔操作できるいわゆる「サイボーグ昆虫」を開発したと理化学研究所などの研究グループが発表しました。将来的には、災害現場での捜索などに応用できるのではないかとしています。
発表したのは、理化学研究所の福田憲二郎専任研究員などの研究グループです。
「サイボーグ昆虫」は、昆虫の体に電子部品をつなぐことでその動きを操作できるようにするもので、世界的にも研究が進められています。
研究グループは、体長6センチほどの「マダガスカルゴキブリ」の体に厚さ4マイクロメートルという食品用のラップより薄い太陽電池や無線機器などを取り付け、腹部にある「尾葉」と呼ばれる感覚器官に電気刺激を与えることで進む向きを変える実験に成功したということです。
研究グループは、将来的には、小型カメラやセンサーを組み合わせることで、人間が立ち入るのが難しいがれきの中での捜索や、有害なガスが発生している災害現場での活動などに応用できるのではないかとしています。
福田専任研究員は「今後さらに改良を重ね、災害現場で活躍できるサイボーグ昆虫を目指す」と話しています。
「なぜゴキブリ…?」
「サイボーグ」化に選んだ昆虫がなぜ、カブトムシやバッタなどではなく「マダガスカルゴキブリ」なのか。
そもそも昆虫型のロボットを作ればいいのではないか。
そんな疑問を感じた人も少なくないのではないでしょうか。