大学入学共通テストの発熱対応を緩和、症状なく38度未満なら受験可能…コロナ対策見直し
2022/09/13 19:30

 大学入試センターは13日、来年1月に実施する大学入学共通テストの新型コロナウイルス感染対策を発表した。会場での発熱時の対応を緩和し、のどの痛みやせきといった症状がない受験生は体温が38・0度未満なら、受験の継続が可能とした。会場内での常時マスク着用の対応は継続する。

 感染症の専門家の意見などを踏まえ、対策を一部見直した。センターは21年のテストから、感染対策として受験生に事前の検温を求めてきた。これまでの対応では、体温が37・5度以上の場合には受験を認めず、2週間後の追試験の受験を促してきた。

 濃厚接触者については、家族らが感染した場合でも、受験生本人が無症状なら別室で受験できるとした。入試センターは「感染状況に応じて、対応を見直す可能性もある」としている。

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