暗号資産(仮想通貨)のブロックチェーン(分散型台帳)ネットワーク、イーサリアムの大型アップグレード「マージ」が完了した。イーサリアムを共同開発したビタリック・ブテリン氏が15日、ツイッターを通じて発表した。

  マージとは、交換業者や貸し付け手順などを巻き込むブロックチェーンテクノロジーで試みられたこれまでで最も野心的な変更。

  大量のエネルギー消費を伴う「マイニング(採掘)」に依存する従来の仕組みから、ステーク報酬を用いるエネルギー効率がより高い「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」に移行させるもので、結果としてイーサリアムのエネルギー消費が99%減ると推計されている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-15/RI8P9ODWRGG301