ジャニーズ事務所がアクスタ騒動で異例対応 背景にかつてない「猛クレーム」
9/16(金) 5:15配信

 ジャニーズは10日にオンラインでのアクリルスタンド(アクスタ)販売イベント「Johnny’s アクスタ Fest」を開催した。

 ところが、アクセスが集中し購入できないファンが続出。そこで急きょファンに謝罪し、ファンクラブ限定で完全受注生産での再販売を決めた。ここまで迅速な対応をしたのは、転売を問題視しているからだ。

「アクスタフェス」には転売ヤーたちも大量に参戦し、高額で転売されている。「ジャニーズ事務所には買えなかったファンから怒りのメールが多数届いたと聞いています」(芸能関係者)

 ジャニーズはこれまでクレームがあっても対応するケースは少なかった。それが今回はかなり早いタイミングで動き、事態の収拾に乗り出した。「この対応の早さは異例。クレームメールの数があまりにも多く、見過ごせなかった」(芸能プロ関係者)

 ジャニーズを動かしたのはファンの熱意だけではない。「ジャニーズは何年間も、ライブチケットの転売問題に頭を悩ませている。なかなか完全な対策はできていない。にもかかわらず、今回は数量限定かつファンクラブ以外の人も買えるとなれば、それこそ転売を助長しているようなもの。その反省もあるのでしょう」(同)

 13日に「お詫びとお知らせ」が発表になった際にはツイッターで「受注生産」などとともに「転売ヤーざまぁ」というワードがトレンド入り。ようやく「アクスタ戦争」に終止符が打たれることになった。