「どんな時でも自分を信じ、まっすぐに生きていきたい」──モデルで俳優のインディア・ムーアの自己肯定感の高め方。【戦うモデルたち】 | Vogue Japan
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一方で、ムーアはデビュー前から自身のSNSを通して、BIPOC(黒人・先住民・有色人種)、クィアやトランスのコミュニティの地位向上活動に取り組んできた。そして、自らが体験したトランスフォビアやいじめの体験をベースに、意識改革のメッセージを広く世界に発信してきた彼女が、今最も強く訴えかけているのが学校における性教育の拡充だという。その理由をこう語る。

「私は、学校の保健の授業や性教育で、子どもたちに反クィアやトランスへの暴力の実態について学んでほしいと願っています。理由は、セクシュアリティのいかんにかかわらず、自分の性的行動に責任を持つことができるようになってほしいから。性的同意と反暴力は、学校で教えるべき最も重要なこと。にも関わらず、アメリカではこのような安全な性行為にまつわる知識が乏しく、クィアやトランスの若者の多くが精神的・肉体的に非常に危険な目に遭っています。悲劇が起きてしまう前に、学校教育でもっと現実的な性の知識を子どもたちに授けるべきです」

(後略