妻にメタノール飲ませ病死偽装か、「第一三共」研究員を逮捕…警視庁
9/16(金) 9:01配信読売新聞オンライン
製薬大手「第一三共」（東京都中央区）の研究員の男が、妻に薬品「メタノール」を飲ませて殺害していた疑いが強まったとして、警視庁は１６日朝、同研究員の吉田佳右（けいすけ）容疑者（４０）（大田区西馬込）を殺人容疑で逮捕した。吉田容疑者は自ら１１９番し、救急隊員に「朝起きたら妻の意識がなかった」と説明していた。警視庁は病死を偽装した可能性があるとみている。
発表によると、吉田容疑者は１月１４～１６日の間に、自宅マンション一室で、同居する妻・容子さん（当時４０歳）に何らかの方法でメタノールを飲ませて中毒死させた疑い。
遺体に目立った外傷はなかった。警視庁は当初、病死の可能性が高いとみていたが、解剖の結果、急性メタノール中毒死と判明した。
警視庁は、容子さんに自らメタノールを飲む理由が見当たらないことなどから、吉田容疑者が飲ませた疑いが強いと判断した。
調べに対し、「妻に殺意を抱いたことはなく、自宅にメタノールを持ち込んだこともない」と容疑を否認しているという。
https://www.asahicom.jp/imgopt/img/7eb0dff6f8/comm/AS20220916001024.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/e658d8ad6ae13fa3cb237285f3da74f5b7f6b9b4
