柴田孝之菰野町長は12日の町議会一般質問で、菰野駅前に置かれた他人の自転車を自ら逆さにした状態で別の場所に置いていたことを認めた。放置自転車を運ぶための「合理的な方法」と説明しつつ「町民の誤解を生む」と述べ、対策の方法を改める考えを示した。横山円吉、藤田賢吾両議員への答弁。

 町などによると、柴田町長は7―9月の朝、駐輪場に放置された自転車を付近のロータリーに運んだ。その際、一部の自転車を逆さにして地面に置いた。多い日では30台以上を1人で運んだという。

 8月16日、駐輪場で自転車を整理する業務を受託している事業者から「自転車の状態が異常。いたずらの領域を超えている」との連絡が町に寄せられた。四日市西署員らも現場を確認したという。

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