宅配サービス大手「ウーバーイーツジャパン」(東京都港区)が2021年に始めた新しい報酬体系を巡り、公正取引委員会が独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いがあるとして任意で同社を調べ、
8月下旬に異例の申し入れをしていたことが関係者への取材で判明した。

公取委は新しい報酬体系は独禁法に抵触しないと結論づけたとみられるが、配達員側への聞き取りなどを経ずに新たな報酬体系を導入していたとして「手続きの透明性の確保」を求めた。