全国障害者スポーツ大会 会場で踊るダンスを練習 壬生町

来月の「とちぎ国体」のあとに県内で開かれる「全国障害者スポーツ大会」の競技会場でダンスを披露しようと、壬生町の就労支援施設の利用者たちが、練習に励んでいます。

壬生町にある障害者の就労支援施設「むつみの森」では、来月下旬に開かれる全国障害者スポーツ大会のオープン競技、「車いすダンス」の会場を訪れた人たちにダンスを披露しようと、施設の利用者と職員あわせて20人あまりが、練習に励んでいます。
16日は町内の公民館に集まって「チャチャチャ」と「ワルツ」のダンスに取り組み、講師から、細かいステップの仕方や、ポーズのタイミングなどを教わりました。
参加者たちはことし7月からダンスの練習をしてきたということで、来月の本番に向けて今後も練習を続けていくということです。
練習に参加した19歳の男性は、「踊りの振り付けが楽しいです。本番でも楽しいダンスにしたいです」と話していました。
施設の大久保尚彦さんは、「施設の利用者たちは明るく前向きに取り組んでいて、いい刺激になっています。大会を機にいろいろな人に、車いすダンスへの興味を持ってもらい、競技のすそ野が広がればいいと思います」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20220916/1090013365.html