東京工業大学准教授の西田亮介氏が17日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。安倍晋三元首相の国葬について語った。
 岸田首相が英国のエリザベス女王の国葬への出席を見送ったことについて、西田氏は「そもそも呼ばれていないので招待状が来ていない。エリザベス女王の国葬なら当然参加は天皇皇后両陛下」と指摘。「招待が来るんじゃないかと期待していたようなフシはあるのかなと思いますが、招待状が来ないことには参加できませんから、見送りを決定というよりは参加できなかった」と語った。

 また、安倍元首相の国葬にも言及。19日がエリザベス女王の国葬、20日から26日までニューヨークで国連総会、27日に安倍元首相の国葬という日程について、「ちょっと過密ですよね。(要人は)動けないですね」と感想を口に。

「エリザベス女王の国葬は事前に分かっていたことではないので、予期できなかったは当然なんですけど、そういう意味では岸田さんはツイてないんですよね。もともと国連総会の後に国葬儀をやろうということがやや過密なんですけど、そこに後出し的にイギリスで国葬が行われることになった」と述べ、「岸田首相は弔問外交を通して支持率アップを図りたいが、国際的にはほとんど意味はない」と予想した。

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