日本共産党の支持者です。
みなさん、本当に共産党のことについて不勉強だと言わざるを得ません。

日本共産党が民主集中制を堅持しているのには理由があります。分派と派閥を作らないためです。
日本共産党は、ソ連からの干渉が原因で、「50年問題」と呼ばれる不幸な分裂を経験しています。このときの分派が、党の民主的、平和的な革命事業にとって計り知れない障壁となったのです。

党の中央委員にしても、例えば志位委員長が、長く独裁体制をとっているという不見識極まる攻撃をよく目にしますが、事実と異なります。党役員は、全国から選出された代議員による民主的な選挙によって選出されています。志位委員長が20年以上トップであるのは、その選挙の結果であるに過ぎません。

そもそも、民主集中制が、あたかも上意下達、トップダウンの体制だというのも大間違いです。民主集中制では、まず支部→地区委員会→県委員会へと意見を集約するという過程をとっています。つまり全党員が党の方針決定に関わっているのです。こういった事実に関わらず、「志位委員長の独裁」などという声が多く聞こえてくる現状は残念で仕方ありません。もっとしっかりと説明していく必要がありますね!

…ざっくりと民主集中制について、実態と、それに対する「受け取られ方の現状」を書いてみました。これを読んで、みなさんが、少しでも日本共産党に好印象を持っていただけたら幸いです。