動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は、最大30億ドル(約4300億円)の自社株買いを提案している。新規株式公開(IPO)計画が棚上げされる中、未公開株を持つ株主らに売却する道を用意した。

  バイトダンスは16日、この提案を株主に電子メールで通知した。ブルームバーグが確認した内容によれば、買い戻しの提示価格は1株177ドル弱。これに基づく同社の評価額は約3000億ドルとなる。