開国を求める外国の使節に対して日本の幕府はのらりくらりと嘘ばかり吐いていたらしい。
「その場しのぎの嘘を繰り返してやり過ごす」と言うのが幕府の一貫した態度だった。
ロシアの使節に対しては「出島で対応する」と言ってわざわざ長崎まで行かせておきながら、
すっぽかしてそのまま帰らせると言う様な非礼な対応までしている。

こんな事をされたら誰だってブチ切れて大砲を撃ち込みたくなるだろう。
ペリーはその様な日本の外交や国民性を研究した結果「日本を開国させるには武力で脅すしかない」
と結論付けて黒船を率いて来航した。
そしてそれは正しかった。
幕府は武力で脅したら震え上がって途端に態度を軟化させたそうだ。
日本人は黒船の砲艦外交に対して被害者意識を持っているが、
黒船が来る前に日本側が理性的な対応をしていれば脅される事はなかった。

最初期に日本を訪れた宣教師も第一印象として「日本人は嘘吐き」だと本国に報告している。
日本人は無自覚だが「平気で嘘を吐く」のは日本人の特徴の一つなのです。
外国では「嘘吐き」は相当悪いイメージがあるが、日本ではそうではない。
「嘘も方便」と言う様に肯定的に捉えられている。
特に日本は権力者の嘘が目立つが、権力者も元は一般国民。
西洋に「その人を知りたければ、権力を与えよ」と言う格言がある様に、
権力を持った時の態度こそ本性であるはず。
権力を持つ事でより一層嘘をつき、邪悪さや無能さが増すなら、
それこそが日本人の本性に他ならない。