「パワーリフティングに救われた」 女子世界記録の米選手
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35193366.html

ここに至るまでに、男性優位のパワーリフティング界に受け入れられるための苦労も経験した。
最初はウェートルームに女性1人だけということが多く、横目で見て鼻で笑う人もいた。
胸の形が変わるから女性はベンチプレスをしないほうがいいと言われたり、
「彼女はなぜここにいるんだ」という声が聞こえてきたりした。

だが今では女性たちがパワーリフティング界を席巻していると、ウォルコットさんは言う。
今年3月には、女性にパワーリフティングを広め、
マイナスのイメージを払拭(ふっしょく)することを目的に
「ウィメン・イン・パワーリフティング」という団体を立ち上げた。

競技中にイヤリングや付けまつげ、アクセサリーを着け、
時には口紅を塗るのもそのためだという。
美しくてセクシーな女性が重いバーベルを持ち上げたっていい、
というのがウォルコットさんのメッセージだ。

パワーリフティングで女子の世界記録を持つタマラ・ウォルコット選手
https://www.cnn.co.jp/storage/2022/09/18/90f4e3d8634f172dd523c3f60a06ce91/t/768/432/d/01-tamara-walcott-powerlifting-super-169.jpg
https://www.cnn.co.jp/storage/2022/09/18/272a29dcd5628dce5ecbaf4e95b9251d/t/768/432/d/02-tamara-walcott-powerlifting-super-169.jpg