https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/989690/

西武辻監督、楽天との直接対決で「あした、あさって勝てばいい」今季2度目の6連敗にも意気軒昂

◆西武3−4楽天(18日、ベルーナドーム)

 あと1点が遠かった。6回以降は毎回走者を出しながらチャンスを生かせず、今季2度目の6連敗。CSを争う楽天に痛恨の連敗で、辻監督は「あと一本が出なかった」と無念さをにじませた。

 前日17日に零封負けした打線を勢いづかせるため、連敗中も安打を重ねていた好調の森を5月26日の中日戦以来となる2番に置いた。1点を追う3回、2死一、二塁で森が執念の二塁内野安打。チャンスを広げたが続く外崎が遊ゴロに倒れた。

 直後に先発与座が楽天の茂木、浅村、島内に3連打を浴びるなどして3失点。辻監督は「浅村はランナーを進めようという素晴らしいバッティング。こっちもそういうのを感じてやっていかなきゃ1点を取るのは非常に難しい」と元同僚の打撃を引き合いにした。

 4回に愛斗が自己最多タイとなる8号3ランを放ったのがせめてもの救いで、チームにとって12日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)の8回以来、41イニングぶりの複数得点だった。森も2安打と好調をキープ。1ゲーム差に離された楽天との直接対決はまだ3試合あるだけに、辻監督は「あした(19日)、あさって勝てばいい」と顔を上げた。