アニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」インプレッション
体を機械に変え少年はエッジを目指す! 激しく熱いサイバーパンク達の物語
https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1439361.html
Netflixは、9月13日よりアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」を配信した。本作はゲーム「サイバーパンク2077」と同じ世界を舞台にしたアニメーションだ。原案と基本ストーリーはゲームを開発したCD Projekt RED。その原作を元に、「天元突破グレンラガン」、「キルラキル」などを手がけたアニメ制作会社TRIGGERがアニメーションを制作した。
予告編を見た瞬間、ゲームのプレーヤーは「この作品は間違いなく『サイバーパンク2077』であり、TRIGGERのアニメだ!」とわかるだろう。シンプルで動きを重視したキャラクターデザイン、大胆なカット割りによるド派手なアクション、そして激しい爆発、TRIGGERならではの見応えのあるシーンがめまぐるしく展開する。そしてキャラクター達が跳ね回るのは「サイバーパンク2077」の舞台・ナイトシティであり、彼等が身につけるサイバーウェア、扱う武器、走るビークルはゲームそのままだ。
もちろん「サイバーパンク2077」を知らなくても本作は魅力的だ。企業が支配し弱い者は踏みつけられるこの世界で、体に機械を埋め込み、リスクを負いながらも成り上がろうとする人々。刹那的な生き方の果てに、彼等が何を得るのか? ギラギラとした欲望と、がむしゃらに前進する熱い勢い、その突進は危険や破滅を予感させても止まることはない。激しく、熱く、そしてちょっと哀しい物語が展開する。
今回、筆者は「サイバーパンク エッジランナーズ」全10話を先行してみることができた。本作をオススメすべく、その魅力を語りたい。なお、具体的な面白さを提示するため、序盤数話の内容に触れているので、「前知識なしに見たい」という人は、視聴後読んで欲しい。