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中高一貫の男子校、本郷中学・高校(東京都豊島区)で9月上旬、「生理」を学ぶ授業が開かれました。
参加したのは、ビジネスアイデアコンテストや地域活性化に取り組む部活動「社会部」のメンバー、生徒会に所属する中学1年から高校2年の男子生徒たちや近隣の高校生。同年代の女子高校生たちの提案がきっかけでした。

「うお、でかい。こんなに広がるの?」。生理用品のタンポンに、経血を模した液体を吸収させていた男子生徒が驚きの声を上げた。
液体を吸って膨らんだナプキンを手にした別の生徒は「これが股に挟まっているのはすごく不快だなって思う」。

講師は、吸水ショーツの開発・販売を手がける株式会社Be-A Japanの髙橋くみさんらが務めた。
同社は初潮を迎えた親子や高校生を対象にセミナーを開いている。髙橋さんらは、人によっては倒れてしまうほど苦しい生理痛のこと、生理による労働損失についても経験を交えて説明し、生理用品の種類や使い方を具体的に話した。
「将来、パートナーを支えるかもしれない男性に知っておいてほしいこと」として、経血がついた服やシーツの洗い方もレクチャーした。