【独自】成田悠輔氏「敬虔な信者の日常と組織の問題は切り分けるべき」
世間の絶対悪のイメージと距離をとる政治家に旧統一教会の10代信者「違和感がある」

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff0af60d5d69aaa50285fd10d04a87a684acddc3?page=1

出演を望んだのは、両親が1990年代に「合同結婚」をした祝福2世で、現在は学生のタブチさん(10代)。
「生まれた時から聞かされてきた話や本で読んだ話と、
社会で報じられている情報がかなり違うと感じている。
どっちが本当なのか、自分が信じてきたことは正しかったのか」
という違和感から、今回の取材を申し出たという。

(中略)

そう話すタブチさんに、成田氏は
「世の中では今、“平和などを謳っているのは表面上の話で、
中身はただの宗教ビジネスだ”と思っている人が大多数だと思う。
その人たちを説得するとしたらどう伝えるか?」と尋ねる。

タブチさんは「説得するのは難しいが……」と逡巡した後、
「いろいろなイベントが開かれる度に、国のトップからメッセージが来る。
日本だったら亡くなられた安倍元総理、アメリカならトランプ前大統領、
カンボジアのフン・セン首相といった方から共感の声をいただいていて、
教会が目指す方向に動いているのは間違いないと認識している。
理念に共感してくれる人が上の立場にいるのはうれしい」と話した。

(中略)

政治との関わりとして、毎週の礼拝やLINEなどで
「次の選挙ではこの方を応援します」という案内は流れてくるものの、
投票を強制されたり、特定の党を推すようなことはなかったそうで、
「人で選んでいるのは間違いない。教会の理念に近いのは、自民党の人が多いのでないか」とタブチさん。

成田氏が「“この政治家は自分たちの側だな”と思うような人はいるか?」と切り込むと、
「それこそ、亡くなられた安倍元総理。イベントや広報誌に出てくれるというところで、
信者たちには安心感があったと思う」と答えた。