安倍元総理大臣の「国葬」まで1週間となり、警視庁は、20日から都内の警戒レベルを引き上げ、多くの人が集まる場所での警備を強化しています。

今月27日に東京の日本武道館で行われる安倍元総理大臣の「国葬」まであと1週間となり、警視庁は、20日から都内の警戒レベルを引き上げ、主要な駅など多くの人が集まる場所での警備を強化しています。

このうち、東京駅では20日午前、警察官が爆発物を検知する警備犬を連れてコインロッカーや駅のホームで不審物が置かれていないかパトロールしていました。

JRによりますと、今後、テロ対策として、コインロッカーを一時的に使用中止にするなどの対応をとるということです。

今月27日に行われる安倍元総理大臣の「国葬」に伴い、都内では、首都高速道路などで大規模な交通規制が行われます。

今月27日に東京の日本武道館で行われる安倍元総理大臣の「国葬」には、多くの外国要人の参列が見込まれています。

警視庁は、要人の移動に伴い、都内で大規模な交通規制を行います。

このうち首都高速道路は、「国葬」当日の昼前から夜にかけて、
▽都心環状線の大部分と、▽3号渋谷線の大橋ジャンクションと谷町ジャンクションの間、▽4号新宿線の西新宿ジャンクションと三宅坂ジャンクション間で通行止めが予定されています。

また、▽1号羽田線と上野線、▽2号目黒線、▽5号池袋線、▽6号向島線、▽11号台場線、それに▽八重洲線でも通行止めが予定されています。

さらに、日本武道館の周辺などでは一般道の規制も予定されていて、警視庁は詳しい区間や時間帯について近くホームページなどで公表することにしています。

このほか、「国葬」前日の26日と翌日の28日についても、海外要人の来日や帰国などに伴い、首都高速道路や一般道の一部が一時的に通行止めになるということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220920/k10013827971000.html