起源を主張する日本人さん……w

>「本腰を入れて太陽電池を作ったのですが、なんせ安定性が悪く、
しばらく光を当てると発電しなくなるんです。しかも効率も低くて、正直、
これはダメかなと思っていました」(宮坂さん)

実際、2009年に発表した論文は、光を電気に変える効率(光電変換効率)が低いために、
世界の研究者からの反応はほとんどありませんでした。

転機が訪れたのは2012年のことでした。ペロブスカイト太陽電池に関心を持った海外の研究者が、
「発生した電気を電極に運ぶ部分を液体から固体に変える」という研究を始めたのです。
これにより光電変換効率を3%から10%を超えるレベルにまで上げることに成功しました。
その成果を『サイエンス』誌に発表したところ、世界中の研究者の目に留まり、
ペロブスカイト太陽電池は一気に注目される存在となったのです。