【ニューヨーク共同】岸田文雄首相は20日、米ニューヨークで国連総会の一般討論演説に臨む。ロシアによるウクライナ侵攻が国連中心の国際秩序を揺るがしていると批判。安全保障理事会改革に向け、決議案作成へ2024年交渉開始を呼びかける。法の支配の重要性も強調する。現地での演説は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなる。

 首相は演説冒頭、ウクライナ侵攻を「国連憲章の理念と原則を踏みにじる行為。断じて許してはならない」と非難。「国連の信頼性が危機に陥っている」として国連改革と機能強化を訴える。

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