東浩紀「KADOKAWAは初心に戻り、本当の文化力の充実に向けて再起を」

東京五輪は疑惑だらけだ。19年には招致活動で汚職疑惑が報じられている。
当時の竹田恒和JOC会長がIOC委員を辞任し、いまも仏司法当局の捜査を受けている。

大会経費の総額は1兆5千億円近いといわれるが、組織委の負担は情報公開請求の対象外で支出先は闇に包まれている。
KADOKAWAの賄賂は氷山の一角かもしれない。本丸は政界とも囁(ささや)かれる。
日本は30年に再び冬季五輪を招致しようとしている。このさい徹底的に膿(うみ)を出し切るべきだろう。
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