リトアニア 侵略には反撃が「唯一の選択」 国連演説

【ニューヨーク=平田雄介】リトアニアのナウセーダ大統領は20日、ニューヨークの国連総会で演説し、ロシアの侵攻を受けたウクライナを「リトアニアは初日から支援してきた。私たちは沈黙しない。侵略者に対しては、反撃することが唯一の有効な選択肢だ」と述べ、平和の回復へ向けて団結して戦うことを各国に呼びかけた。

(略)

ナウセーダ氏は20日の演説で「リトアニアは、政府と国民が、ウクライナを軍事・人道の両面から積極的に支援してきた」と説明。「戦争は終わらせなければならないが、どんな犠牲を払ってでも平和にしなければいけないわけではない」と強調し、ウクライナの領土を完全に取り戻さなければ、露軍が一時占領した首都キーウ(キエフ)近郊で確認された民間人虐殺のような「残虐行為がさらに行われる」と警告した。

(略)

https://www.sankei.com/article/20220921-OWAJOR6GKJNCNGS6RTSNRMEFUI/