去年6月、仙台市内のアパートで女性に性的暴行を加えたうえ現金を奪ったとして、強盗などの罪に問われているバングラデシュ人の男に対し、仙台地方裁判所は懲役15年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのはバングラデシュ人のアミン・モド・アル被告(27)です。

アミン被告は、去年6月、仙台市内のアパートで、当時29歳の女性を刃物で脅し性的暴行を加えたうえ現金およそ4万5000円を奪ったとして強盗などの罪に問われています。アミン被告は、「当初、性行為の目的はなかった」などと起訴内容を一部、否認していました。

21日、仙台地裁で開かれた裁判員裁判の判決公判で大川隆男裁判長は、「部屋に侵入し物色した後、女性の帰宅を2時間以上待ち続けていたことから、女性を標的にした計画的な犯行」と指摘。「最も安全であるはずの自宅で被害にあった女性の精神的苦痛は大きく犯行は悪質」などとして、懲役15年の判決を言い渡しました。求刑は懲役17年でした。

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