アマゾン下請け、個人配達員に他人のID使用を指示 労働時間超過で

 ネット通販大手「アマゾン」の配送を担う神奈川県内の運送会社3社で、個人事業主として契約を結ぶ配達員の労働時間を実際より短く見せかけるため、他人のIDを使って働かせていたことがわかった。過重労働につながりかねないとして、配達員らでつくる労働組合が改善を求め、運送会社側が認めたという。

 組合によると、アマゾンの配送を巡っては、同様の事例の相談が、関東や九州地方の複数の運送会社の配達員から寄せられているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/392c6fe90d6e361dbdd92c5e869817745e92cf23

配達員の名前、コード番号などが並ぶ運送会社の掲示板の表。名前の横に、その日使う他人の名前が書かれた付箋(ふせん)がはられる=配達員提供
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