2022年9月22日、韓国・ソウル経済は「20年に1人当たり国民総所得(GNI)で初めてイタリアや日本を上回った韓国が、わずか1年で再び追い抜かれる危機に瀕している」と伝えた。
韓国銀行の発表によると、昨年の韓国の1人当たりGNIは前年比10.5%増の3万8373ドル(約502万円、暫定集計)だった。韓国の1人当たりGNIは17年に初めて3万ドル台を突破し、18年には3万3564ドルまで増えた。19年(3万3204ドル)と20年(3万1881ドル)は2年連続で減少したが昨年増加に転じ、史上初の3万8000ドル突破を果たした。
1人当たりGNIは国民の生活水準を把握するための資料として使われる。

ところが、それからわずか1年で韓国が再び逆転される可能性が浮上しているという。イタリアが最近発表した昨年の1人当たりGNIは3万397ユーロ。韓国銀行の経済統計システムで確認した昨年の年間平均ドル・ユーロ為替レート(1.18228ドル)を単純に適用すると3万8998ドルとなり、韓国(3万8373ドル)を上回る。昨年の韓国の経済成長率は4.1%、イタリアは6.2%だった。ドル・ユーロ為替レートの下落幅がドル・ウォン為替レートの下落幅より大きかったことも影響を与えたとみられているという。

ただ、韓国銀行は「イタリアがユーロを基準に発表しているため単純比較は難しい」と説明しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国は先進国ではない」「韓国が崩壊するのは時間の問題」「お酒を飲んでばかりで全く働かない尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領には何も期待できない」など悲観的な声が多数寄せられている。

その他「コロナの時代に、観光で暮らしている国と比較して喜ぶこと自体が間違い」「どうせ観光が再開すれば逆転されると思っていたよ」「イタリアに逆転されることより、来年に日本にまた追い越される可能性があることの方が衝撃だ」などの声も見られた。
https://www.recordchina.co.jp/b895580-s39-c20-d0191.html