ローソンが接客に「アバター」導入へ…従業員をアニメ化、質問に答え新商品を説明
2022/09/22 18:27
ローソンは22日、画面上の分身キャラクター「アバター」を通じた接客サービスを導入すると発表した。シニア世代や子育て中の人、障害を持つ人でも遠隔操作で働けるようにする。就労機会を提供し、長期的な人手不足にも対応していく。
まずは今年11月に東京都内にオープン予定の環境配慮型の店舗「グリーンローソン」で検証を始める。2025年度までに全国約200以上に導入し、アバターを通じて働く従業員を1000人育成する計画だ。
アバターは大阪大の石黒浩教授が設立した新興企業「AVITA(アビータ)」(東京都)が開発。画面に客が話しかけると、従業員がアニメーションのように動くアバターを通じて質問に答えたり、新商品の説明をしたりする。第1弾として従業員を募集し、10~30人の採用を予定している。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220922-OYT1T50249/