【地方再生・創生論 277】議論が必要な性の多様性に関する条例 松浪健四郎 |
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(前略

明治初期の政府が諸外国から招聘(しょうへい)した教師にエドワード・モースがいた。大森貝塚を発見して、日本の考古学をスタートさせたが、モースは海中生物学者で考古学者ではなかった。モースの書いた「日本その日その日」が面白い。大変な親日家となり、さまざまなコレクションを持ち帰り、シカゴにモース記念館を作る。モースは、礼節に富むお手伝いの女性に感心する。日本人の高貴さに魅力を覚えたのだ。

ところが暑い夏、風呂あがりのお手伝いさんが夕涼み、大胆にも上半身丸出しなのに驚く。欧米では、女性が上半身をさらすことはタブー。礼儀正しい日本人女性はブラジャーのない時代、うちわを片手に上半身丸出し、モースはこの落差を理解できず、日本人女性は不思議だと思い、ドイツから招聘された医師のベルツ博士に、この不思議さを問うた。

ベルツ医師は、日本人女性の肌は欧米女性のそれと異なり、ツルツルしているという。日本人男性は、視覚から興奮せず、触覚で性欲を催すのだと説明した。だからか、混浴が一般的であったのかもしれない。

(後略