【新型コロナ】ブロッコリーの「スルフォラファン」が新型コロナに効果 ウイルス増殖や炎症を抑制


ブロッコリー・キャベツ・芽キャベツ・大根・白菜・カリフラワー・クレソンなどのアブラナ科の野菜は、動脈硬化や、心臓病や脳卒中などの心血管疾患の進行を予防するのに有用という研究が発表されている。


 なかでもブロッコリー・キャベツ・ケール・芽キャベツには、「スルフォラファン」の天然前駆体が豊富に含まれる。ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトは、スーパーなどで入手しやすくなってきたが、とくにスルフォラファンの含有量が多い。
 
スルフォラファンは、植物由来の有機硫黄化合物の一種で、さまざまな生理活性をもち、その健康機能が注目されている。
 天然のスルフォラファンには、抗炎症や解毒の作用などを高め、免疫細胞の働きを助ける作用があると考えられている。がん細胞やウイルスの増殖を抑制し、免疫力を高めるという報告がある。

 スルフォラファンを摂取すると、インスリン抵抗性や炎症、腸内環境の改善も期待できるという研究も発表されている。

https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2022/011377.php