「当初自民党は、衆院本会議での安倍追悼演説を、安倍さんの盟友だった甘利前幹事長にやらせるつもりでした。でも、党首クラスの故人の追悼演説は、対立政党の党首クラスが行うのがひとつの慣例です。首相経験者の野田さんが演説するのは、おかしくない。ただ、国葬に欠席しておきながら、ひな壇で演説だけはやるという都合のいいことを自民党が認めるはずがない。野田さんは、自分に追悼演説の出番が回ってくることを期待して、国葬出席を表明した可能性があります」(政界関係者)