安倍首相は2017年2月、過労自殺した電通の高橋まつりさんの母親と面会し、
まつりさんとの思い出話を「首相は涙ぐみながら聞いた」と報じられ、
長時間労働の是正を「なんとしてでもやります」と述べたと伝えられていた。
だが、翌2018年になると、安倍政権は長時間労働や過労死を助長する
「高度プロフェッショナル制度の創設」を盛り込んだ働き方改革一括法案を
野党の反対を押し切って強行採決、成立させた。まつりさんの母親も
「全国過労死を考える家族の会」も過労死防止に逆行するとして
高プロ創設に反対を表明しているなかで、である。
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